意識が飛びそう
息が苦しい
眼鏡もかけていない夜道はぼやけすぎて気持ち悪い
人と話す元気もない
迷惑かけたくない

こんな格好で外に出ていれば襲ってくれって言ってるようなものなんだろうな

汚い自分を受け入れてしまったから
自分を嫌いでなくなったから
生きようとする
以前なら死にたくなった感覚
でもそれでも生きようとしてる
だからこそ苦しい
全部気持ち悪い
絶対に失いたくないくせに大事な人を傷つけるような自分が一番気持ち悪い
自分が何を思ってるかわからない、気持ち悪い…
気が狂いそう
格が違う人にはどうやって勝てばいいの?
誰もが言う
あの子は別格だから。
「あなたにはあなたの良さがあるよ!」なんて慰めすら誰もしてくれない
それだけ圧倒的

私はたまたまおこぼれをもらっただけなの

本当は私じゃなくてあの子がいいんだ。
私はやっぱりお荷物なのか…
どうしたらいい?
いつ体が強くなるかなんて正直わかんないよ
もう2年、3年?
いつかっていつ?

嫉妬なんてしても意味はない
わかってる
でも私はあの子にはなれないよ
元気に気さくにもなれない
上手く馴染めない
私と似てなければいい
なのに似てるのに

あんなに強い

私の努力不足?

もっと頑張ればいいの?

全部自業自得?



愛は美しいけれどキレイなものじゃない
それを含め私は人を愛する
人を愛することはキレイなものじゃない
色んな感情が渦巻く
それを含め私は愛することを美しいと思う

マイナスだからこそ美しい
狂っているから美しい

弱く生きることは楽なんかじゃけしてない
強く生きることは確かに美しい
でも私は弱く生きることを選んだんだ

美しい人達。
でもなりたいとは思えない
もうそれは私じゃないから

私はみじめでもいい強くなくたっていい
泥臭くたって
もがいたって
ただ必死に一生懸命生きるだけだ。
その中に輝きがあればそれでいい。

ただ愛していく
怯えながら
感情に飲まれそうになりながら
何が正しいのかわからなくなって
常識って何なんだろう
大事なもので
でも何かおかしいもの

そんなものと折り合いを付けながら生きていく

頭の中がぐちゃぐちゃになる
言葉で溢れてパンクしそうになる
そんなときこの日記を書こうと思う
自己満足
私が安心できる人にだけ教える
見なくたっていい
ただ吐き出したいだけだもの

どんどん人に見放される
それが怖いんだ
なのにすがりついてる自分は未練がましい
愛情でなくていい
ただ愛したものの
ほんの少しでいい
暖かさが欲しかった
酷いことをしてるのはわかってる
でも私の中の記憶は楽しくて暖かくて
それは嘘じゃない
でも捨てなければいけない
捨てたくないのは私のただのわがまま
このままじゃ幸せな記憶すら
罪悪感に溢れた記憶になる
私は傷つけることしかできなかったのか
なにか与えてはあげられなかったのか
支えてはあげられなかったのか

嫌な記憶にしか
トラウマにしかなれないのか

ただもう出会ってしまったから
何もできないんだ

何もしなきゃ良かったんだっけ?
関わらなければ良かったのにね
我慢すれば良かったのにね
もう遅いか


小学生の頃から好かれてるなんて期待しないで生きてきた
一番の人の一番にはなれなかった
一番にはなれなかった
いつだって二番目以降
好きな人が私を好きなことなんてほとんどなかった
ほとんどというのは嫌われてはいないくらいはわかったから
そのくらいで充分だった
でもずっと人に好かれたくて
好かれている人が羨ましくて
それが私が一番欲しいものだった
大事な人はいつも自分が相手を好きなほど自分を大事に思っていなかった
ずっとそうだった
だから期待するのは怖くなった。
好かれていると期待すると
それほど好かれていないことがわかる
大事な人にはいつも私より大事な人がいる
それが当たり前のこと
小学生の頃だって
中学のときだって
高校だって
大学だってずっとそう
私が思ってるより私を大事にしてくれる人なんていなかった
好きだから好かれたいというのはおこがましいんだろう
好かれたいけど期待しない
好きだけど求めない
好かれてるとは思わない
嫌われてはいない、多少好意的、くらい。
ずっと。
そうすれば傷つかなくて済む
同じだけ好かれてるなんて思って期待せずに済む
でもいつも怯えてる
好かれてると信じられないから
いつ離れていってもおかしくないと思ってる

私は歪んだ人間だから
汚いから
いつ嫌われてもおかしくない
蓋をしていい人ぶったっていつかはバレる
本当は私が汚いことをみんな知ってるんじゃないかと怖くなる
本当はみんな優しいから接してくれているだけなんじゃないかな?
気付かれてないって思ってるのは自分だけ。
そうかもしれない

汚い自分を受け入れてしまって
肯定してしまった

そんな自分を嫌いではなくなった
それは私の中で紛れもない真実だから。
本気だから受け入れた

でもそれは最悪なこと。
自分の汚さを肯定することは人を平気で傷つける自分を肯定すること
大事な人を傷つけること
結局偽善者だってこと
汚い自分をほとんどの人は許さないだろう
軽蔑するだろう
そういう状況に追い込んだのは自分
その中でなお暴走する感情、衝動

大事にされてると申し訳ない
でも自分の汚さを晒せないのは自分の弱さだ
大事にされていることは確認しなくたって感じる
その居心地の良さに甘えている。
本当は大事にされる資格なんてないくせに。
ずるい人間だ
本当に

人間は汚くたっていい
だってそうじゃないと
私は生きてちゃいけないことになるから
人の弱さが好きなのは自分が弱いから

マイナスを魅力に感じるのは自分がマイナスだから。

一番大切な人に大事にされている。
こんなことがありうるんだろうか?
きっとあっちゃいけない
私は絶対傷つけるから。
だから私は大事にされる資格はない
されちゃいけない。
でもなんでみんな優しいの
世界はこんなに素敵なもので溢れてるの?
汚いものもたくさんある
でもどちらも確実に存在する
汚い私にどうして優しくするの?
私を見て欲しい、独占したい。
私だけが知っていたい。
私だけを知っていて欲しい
独占欲
自分を独占させようとはしないくせに独占欲だけある。
好かれてるとわかった人を離したくない。
執着する。
ずっと。
好きでいさせてほしい
せめて嫌いにならないで
嫌われたら追わない
仕方ないことだから
人に嫌われるのは当然

自然なこと

だけど辛い
本当は誰よりも人に好かれたいから

矛盾してるかもしれない
好かれたいけど好かれてるとは思わないようにしてる。
期待はしない
怖いから

ただ、私だけが知っていたかった
勝手な独占欲。
きっと誰かが気付いてしまう
それが怖かった。
彼だけの私ではいられないのに
私だけのものにしていたい

手放さなきゃいけない
わかってる
でも離れがたくて

愛おしい。

この感情は間違ったものなんだろうか?
私のなかでほんものなのに。
凄く尊いことなのに。
今日はとにかく宿題。
PCに向かって宿題をやる。
でもなかなか進まない。
夜になってポチからメールがあった。
まぁ用事をかけたメールなんだけどタイミング悪くあんまり言われたくなかった「痴漢」って言葉があってちょっと鬱。こいつはいつもものすごくタイミングが悪い
なんかイラついて
今一番聞きたくない言葉だったって言ってしまった。
「なにかあったんですか?」
と聞かれたから話してしまった。
この前Pに言われた話。
意外と理解されないんだなって。
これから先受け入れて貰えるんだろうかって不安。
私だって辛いのになんでそのことでいろいろ言われなきゃいけないの?って。
泣き付いて愚痴ばっか言っちゃった感じで情けない。
私はこいつには弱さを見せないで笑ってようと思ってたのに。
「情けない。愚痴ってごめん。一人で解決しなきゃいけないのに。」
と言うと
「これは普通に人に話したほうがいいことでは?」
って。
「ある程度のことは自分の中で整理つけないと。人に甘えたくないし。全然平気な顔してなきゃダメなんだよ。心配かけてどうするんだ…
みっともないじゃん、こんなことで落ち込んで、しかも元彼に愚痴ってるという状況が…」
「ん?だって元カレに愚痴ってる状況は俺しか知らないわけだし、そういうのは構わないと思うんですけど」

いや、そうだけどさ、むしろ君相手だからまずいのだって
「だからダメなんだって。ウチはあんまり落ち込んでたり情緒不安定だったりとかそういう情けない姿をあんまり見せたくなかった。」

「俺にだけは心を開いて~(笑)」
いや、おい、それ元カノに言うセリフじゃないだろ。
「まぁ誰に対してもそうだけど君には特に弱いとこ見せたくなかったとこあったんだよ、ずっと。たまに崩れてたけどさ。好きな人にこそ心配かけたくなくて。依存したくないし甘えたくないから。これ以上弱くなりたくないもん。
もっと自分で解決できるようにしなきゃって思うわけで。人に頼りすぎてるもん。」

「もっと頼ってくれってくらい人に頼ってないですから」

「だってまわり見てウチほど落ち込んでることとか嫌なことがあったこと話したりする人そうそうまわりにいないよ?」
「だって先輩ほど嫌なことがある人普通いないもん。」
確かにそうかも。
なんか心が軽くなった。
でも悔しいな、ポチに頼っちゃうなんて。

情緒不安定はまだ続いてるんだ。
しかしまだ寝れない。
完璧に不眠症。明日学校行かなきゃいけないのに。
ポチも寝たし、6時くらいまで宿題やって、寝た。
今日は高田君にと会う約束。
家が近いから楽だなぁ。
とはいえ人に会う外出なんて久しぶり。
由比ヶ浜以来かぁ。
不規則な生活習慣で私はすっかりボロボロ。
このままじゃまずいΣ( ̄□ ̄|||)
しかしなかなかやる気がでない。
昨日のPとの電話も響いてるんだろう。
コンタクト入れるので精一杯。
おしゃれもメイクもできなかった(汗)
高田君と会ってお土産交換(笑)
いろいろ話したよ、イギリスのことだとか、恋愛話とか、高田君の部活とか音楽とか。
やっぱり彼は話してて楽しい。
お互いいっつも笑ってしまう。
そういえばポチのことでドラマみたいだって言われた。
まぁ確かにそうかも。
でもウチ悪役だって!彼女ストーリーだとΣ( ̄□ ̄;||
もともとポチと彼女の2人のストーリーが出来上がってて、
ウチは悪役というかある意味2人盛り上げ役?って感じらしい。
確かにウチがポチのことでどんなに落ち込んで泣いて鬱になってご飯食べれなくなったかなんて知らないんだもんな。
あっちには私の苦しみは隠してるから伝わってない。
「これ本出せるよ、書けば?(笑)最初に彼女視点のストーリーで第一部、ポチ視点で第二部、あゆみさん視点で第三部で(笑)最後の巻でポチ彼女視点で見えなかったあゆみさんの気持ちが明らかになるんだよっ」
それも面白いかもな、このブログにでも書いて見るかね(笑)
というかウチの自伝出版したら売れるよってよく言われる…
まぁ確かにそうかも。
このブログ書き始める前のがドラマだったけどね、十分毎日いろいろ起きてる気がする。
気付けば5時間マックに入り浸りノンストップで語り続ける。
さすがに店員さんも嫌な顔(-_-#)
スタバに移る。
真剣に将来のことを語り合った。
理想と現実が戦う時期に差し掛かっている。
夢だけ見てらんない。
でも信念は捨てたくない。
複雑な心境。
お互い付属生だからわかり合えることも多い。
親への負担を人一倍かけてることに対する申し訳なさとか。
自分一人だったら生きて行けるだけの分稼げば好きな仕事していいとも思うけど
親に恩返ししたいし。自分が負担かけた分一生かけてでも返したい。
そういう複雑な感情、思い切れない自分。
自分の夢とか将来のこと、こんな真剣に話したのホントに久しぶりだ。
そして3時間。計8時間。
ずっと話し続けてた。
さすがに時間も時間だし帰った。
帰ってからメールしてて、「私は高田君のこと友達だと思ってるからっ」
って言った。高田君はある討論会で男女の友情は成立しないって言ってたから。まぁシャイボーイだから今まで女友達がいなかったからみたいだけど。
そしたら
「あゆみさんは俺の初めての女友達だから」って言われた。
すっごい嬉しかった。
男子とだと友達ってなかなかなりにくいから。
私、好きって言われるよりも友達って言われたときのほうが嬉しい気がする。
なんか認めてもらえたかんじして。
ホントに嬉しかった。

昨日はさんざんだったなぁ、16時間くらい昏睡して、目が覚めてからも動けずぐったりして過ごした。もう苦しくて苦しくて死んでしまいそうで。
なんでこんなになってるのかはわからないけど。
いろんな人とメールしてた。寂しくて。苦しくて。
しばらくして高田君に、夏明けたらNANA見に行こうって誘われた。
なんか先に楽しみができて急に元気が出て来た。
起き上がって山のような宿題を始めた。
考えてたってしょうがない、なにかやらなきゃ。
やらなきゃいけないことはたくさんある。

ある決意をした。

どんなに辛くたって苦しくたって私は笑って見せる。
一人でやりたいことややらなきゃいけないことをやってこんな弱さ消してやる。
少なくともあいつの前では辛かったことも苦しみも何にもなかったことで笑ってみせる
ポチごときのことでいつまでも落ち込んでてたまるか!
強がりかもしれない

でも

もう崩さない、これが私のプライドです。
私はもう大丈夫。
元気にやっていっていく。
とにかく宿題。


これを書いてるだけでも心が痛い、苦しい。見たらコメント残していってほしいです。


私は昨日、お土産持って。一応ポチに一番お金かけたんだから(笑)ポチの家に行った。

なんか分かれそうな予感がして、怖かったけど会って確かめようと思った。

前日までのメールも冷たい気がして、ちょっと不安だった。


家に行くのは2度目。この前は醜態さらしたからなあ。きちんとしていかなきゃ。

家に着くとお母さんはいなかった。仕事に出たらしい。

いろいろ話して、結構楽しくて、いちゃいちゃして(笑)

すごく幸せなのにどこか冷めた目で見ている自分がいて。

そんな自分がすごく嫌ですごく焦りを感じていた。一緒にいるのになにか寂しくて。

なんか態度がいつもと違う気がした。

だいぶなれたけどやっぱ痛かった2回目もしてなにか嬉しくて幸せだったのに、愛おしかったのに。

たまにみせる態度かな、なんかさみしい。

気づいたらポチは一人で寝てしまっていて。直後は元気ですぐ服着て動いてたのに。

久しぶりなのに寝られてしまって悲しかった。寝ている間にいろいろ考えていた。

なんか別にずっといちゃいちゃしてたかったわけじゃないけど体温を感じて、話をしていたかった。

私はポチがちゃんと私のこと好きでいてくれるか不安で、

3週間も離れてて、しかも部活もあって合宿まであって、

ポチのことを好きな元カノや仲のいい後輩とずっと一緒に過ごしてたら。

私の子と好きじゃなくなってるかもしれない。

むしろ私みたいな人間が人に好きでいてもらう自体自信がない。

だからきっと疑ってしまっていて、冷めた目だったのかもしれない。

夏の後半だし、恋愛周期の別れの時期だったことも不安をいっそう深めた。

ポチの心も、そして私の心すらも繋ぎとめて置けるかわからなくて不安で、

泣いてしまった。

先輩Kの気持ちがやっとわかった。

一番寂しい、辛いときに私は側にいてあげられなかった。

海外研修行ってわかった。

あっちのことで頭がいっぱいで、恋しいけど余裕がなくて

自分を繋ぎとめておけるかすらわからないとき、連絡を取って確かめたかった時期に、

私はいなかった。そしたらその寂しいときにいた人に流されちゃったって当然だよね。

バカだ、私。


ポチが起きて、泣いてる私にびっくりしてた。

私は情緒不安定で意味不明で言ってることがめちゃくちゃになりながらも、ポチに説明した。

でも私はやっぱり中途半端に素直じゃなくて、寝られちゃって寂しかったとかは言えなかった。

ポチは先輩Kの気持ちがわかる、と言った。

「ずっと先輩がいなくて寂しくて、辛かった。ずっと先輩を心の支えにしてきたから。

でもいない間いろいろ考えて、いろんなことに気づいた。

気づきたくないことにまで気づいてしまったけど。

寂しいときに一番側にいてくれたのは元カノ。

元カノは俺がいないと生きていけない。俺を一番頼りにしている。

元カノのことを好きな人がいて断ってるけどそれでも好きと言ってくるからどうしていいかわからなくて困っていると相談してきたり、

痴漢にあってパニック起こして困ったときにも真っ先に俺に電話をかけてきた。

俺はどうしてもあいつを突き放すことはできない。

だからもし俺にできることであいつを助けられるならできることをしてあげたいと思った。

だから揺れていた。今日会って決めようと思った。」


「付き合うってこと?いいんじゃない?そうしたいなら。」


ホントははめちゃめちゃ嫌だった。でも言わなかった。実際何それ?って感じだし。

絶対にあいつとはもう付き合わないんじゃなかったの?また疲れたって思うのがオチなんじゃないの?

何回繰り返してるの?

元カノも嫌だった。彼女がいる人にまでなんでいつまでたってもそこまでして甘えるの?

好きでいてくれる人だっているじゃない。

なんでそんなに弱いの、いなきゃダメなのってアピールするの?

このままじゃお互いループするだけじゃないの。



「俺はやっぱり人を守ってあげたいタイプなのかなって。

先輩のことは好きだけどもあまりに求められてないのがわかって悲しかった。

先輩は俺がいなくても生きていけそうだから。

絶対的には俺を求めていない。それが悲しかった。」


「確かにそうかもしれない。私はポチになにも求めてなかった。いままでの彼氏のことがあって

あんまり彼氏に執着し過ぎると別れたときにショックを受け過ぎて、自分が崩れてしまうのが嫌だった。

だから寂しくても苦しくてもいなくてもやっていけるようにしようと距離をとってたところがある。

依存したくなかったから。それにやっぱり自分が愛される自身もなく、また何かしてもらうことを求めようともしなかった。焼餅焼いても全く素振りを見せなかった。素直じゃなかったしそんな子と言って制限するのが嫌だった。」

でも私はポチといる時間を求めてた。ただ一緒にいることを求めてた。それが私の支えになっていた。絶対的にではなかったけれど。そして私はぽちになにかをしてあげたかった。

ほっとけなかった。そして私を必要としてくれることで私の存在が認められる気がした。


「バカ、嫌って言ってほしかったんですよ」


「それに先輩はすぐに大学で、俺は受験で会えなくなっちゃうし続かないのは目に見えてる。

別れたくないけど別れたほうがいいのかなって。」


「この夏休み、俺は寂しさに耐えてるうちに先輩が絶対にいなきゃダメ、ではなくなった。

元カノは俺にとって一番大切にしなきゃいけない人。大切にしたい人。

付き合わなくてもどんな形であっても。

好きとは先輩に言うほどはっきりは言い切れないけど。少なくとも間違えなく好きな部類だし。

そしてやっぱりいつまでたっても好きなのは元々カノなんだなあ、って。どういう形であっても俺を動かせるのはあいつだけみたいです。まぁ嫌われてますけど。」

前から言ってた忘れられない人だ。

ずっと片思いしてて2週間だけ付き合って振られてすごく好きだったっていう。


じゃあ私はなに?なんだったんだろう?こんだけ言われてたけど結局なんだったわけ?


「先輩はめちゃめちゃ好きで、甘えたい人。元々カノと別れたとき、もう二度と自分から好きになった人と付き合うのはやめようって決めてたけどそれを覆した。いろいろわかったし。俺がこんな弱い人間だったってことも。」


なんだか最初は結局お互い別れる気はなかったのに話をしているうちにそういう流れになってしまった。



私はそれを聞いててずっと苦しかったけど、吹っ切った。

いいじゃないか、私は元々この子が私がいなくでも大丈夫になって、他の子を見つけたのならそっと身を引こうと思ってた。

私に依存しなくなったん立ったらそれはすばらしいことじゃないか、成長したよ。

正直元カノと付き合うのは嫌だけどこの子がそうしたいならしょうがない。それが愛ってもんだ。

だからわざと突き放すようなこと言った。

すると

「そりゃ最初から好きで付き合ってるとは思わなかったけど。。。」

「そりゃそうだよ、私は君に恋してない。でも最初から愛はあったよ。」

「それは子供に対する愛情でしょう?」

「まぁそうだね。」

「まぁ俺もそれを求めて先輩のところに行ったんだし。」

「私は元々君が一番心を開けて、一番近くで君のことをわかってあげられる人になりたかった。」

「俺も最初はそういう位置を求めてたんですけど、恋人として求めてしまったから。。。」

正直ウチよりもPちんのほうが話しやすかったところはあったようだ。信用してたのかな。それはかなりショックだったな。相談に乗ってあげたかったもの。そりゃ元カノの話を彼女にできないってのはわかるけど。

ウチがなろうとしていた位置は付き合っている必要はなかったんじゃないかと思ったらしい。

でも今別れたとしても私はその位置にはいけないだろうけど。むしろ余計に遠ざかるかな?

そして、

「いいんじゃない、別れても。元カノと付き合っても。でもウチは好きだしそれは変わらないよ。

一度好きになった人はずっと好きだもの。でも普通に接するよ、彼女には悪いけど。

今までで君のことを一番わかってるのはウチなんだから☆」

明るく言った。「彼女と頑張って。」


こうしなきゃいけないと思った。そしてポチの頭を抱えて、撫でて、キスして。別れた。


お互い好きだから辛かった。電車の中で泣いた。でも思ったよりダメージが大きかった。

別れても大丈夫なようにしてたのに。

不安だったけど、ポチは私のことをずっと好きでいてくれるって思ってったんだろう。

あんなに私に必死になっていた人、初めてだったから。

思っていたよりもポチのこと好きだったのかもしれない。

一緒にいたかった。とにかく一緒にいたかった。

あの穏やかな時間が好きだった。

なんで私は素直じゃないんだろ?顔で笑って本音じゃないことばかり。

あいつのためにはそうするべきなんだけど中途半端に本音も言って。

混乱してた。感情も抑えて苦しすぎて抑えられなくてぽろっと出て。

過呼吸になって息できなくなって。

なんでここまで?私そんなにポチのことショック受けないと思ってたのに。

確かにポチがいなくても生きていけるもの。

でもなんで?なんで元カノと付き合うの?一番守ってあげたいのが彼女なの?

彼女は確かに弱いと思う、弱すぎてそれを見せててイライラするくらい。

応援もできないんだものね。彼女がポチを好きって気持ちもわかるし共感もできるから複雑だけど。

でも好きにはなれない。

でも私は強がってるけどホントは弱いよ。嫌だと思っても頑張って笑顔作って相手に全く気づかれずに

平気って言うことが、後押しすることが、いくら相手のためだとはいえ、どんなに辛いことか。

しかも私は数々のトラウマによって心を病んでて平気な振りして自分に言い聞かせて笑い飛ばしてるから強く見えるかもしれない。

人の嫌なことをも受け入れられるし嫌なことされても一度好きになった人はすっと好きでいる。

でも本当は苦しくて死んでしまいそうなくらい苦しくて。

私だって弱いんだよ。すごく弱い人間だよ。そりゃ頼ろうとしなかったけどさ、彼女を守る前に、私の心を守ってよ。

君にはいろいろ話したでしょ?兄ちゃんのこともレイプのことも。弱さは知ってるよね?

私はどうなるの?

お互い好きなだけじゃダメなんですか?先のことなんてわからないじゃない。

少なくとも今、私は好きで、別れたくなかった。

今終わらせたほうがいいのはわかってた。

このまま綺麗に去るのが一番言い方法だってことも。

でもかっこ悪いけど見苦しいけど、伝えたかった。私がどう思っているか。


電話した。もう苦しくてテンパってて最悪で何言ってるかわかんなかった。惨めだと思う。

でもうまくは伝えられなかったけど、私はポチが好きだといった。

「好きなだけじゃダメなの?思ってた以上に好きだった。私は今、一緒にいたい、付き合ってたい。

実際寂しいのは私も一緒だった。別に向こうでは優しく側にいてくれる人、なんていなかったし。

元カノといる時間が長かったのに帰ってこんなにすぐに結論を出されたくない。

もう少し取り戻すための時間がほしい。苦しくてしんじゃいそう。ほんと、ウチダメだ。」声すらあまりでなくなってた。


「実際こんな状態で付き合っていけないと思った。この前今は信じてないって言われたのもあったし

その信頼されてない状況で付き合ってはいけないと思った。先のこと云々だけじゃなくて。

実際別れるか続けるかって悩んだけど悩むくらいなら先は見えてるし。最初はその信頼を取り戻そうとして頑張ろうと思ったけど、もう今はそんな気力がない。それにそっちも一人だったってのもあるけど俺からは全く連絡方法がなかった。だから待ってるしかなかったけどその間先輩はいろんな体験をしてた。俺は待ってるしかなかったのに。」


信じてないって言ったことは、この前のこと私はもう全然平気だって思われたくなかったのと、好きでいてくれるか不安だったっけことだった。

たしかにこれは言った私が悪い。これで傷つけたんだから。

そうだよな、結局中途半端な偽善者でしかも混乱して、失敗ばっかり。結局私が悪いんだよね。

別れない方法なんていくらでもあったのに。自分からそうしちゃったんだから。


「すごいめちゃくちゃなこと言っててカッコ悪い。でも悔しいな、どうしようもなかったんだもの。寂しい時にそばにいれなかったのも。」


「人生なんて偶然の連続ですから。しょうがない。それにもし本当に好きだったらいずれ戻るはずですし。」

「でも彼女と付き合うんでしょ?そしたらなかなかそれはないでしょ。」

「それでなくなる思いだったら所詮それだけのものってことですよ。」

「そうかもね、まぁ、辛くなったら戻っといで。」

「逃げ道作らないでくださいよ(笑)まあ、指輪は買いに行きますよ、約束だから。」

「いや彼女持ちが元カノにそれはまずいだろ。」

「お土産いっぱいもらったし誕生日プレゼントももらったし。」


う~んま、いいか。じゃあね。

そんなこんなで電話は切れた。

でも苦しくてなんでこんなに苦しいかもわからなくて。

自分が嫌で。でも初めて本音だった気もする。

わがままってのをはじめて言った。

よかったのか、醜いだけだったのか。

ポチにすがるのは悔しい。ほんとに。そこまでする価値があったのかのわからない。

振り回されてただけ泣きもするし。

でも、一緒にいたかったのは確か。絶対的にいなきゃいけないわけじゃないけど。

絶対いないとダメって関係がそんなに必要なものなのか?

そしたら弱くなるだけじゃないのか?わかんない

とにかくつらい。苦しい、どうしていいかわからない。

ようやく帰ってきました。朝ホストファミリーに別れを告げて12時間飛行機に乗り帰国。

帰ってきたらメールが200件.....ほとんどバイトとメルマガ。

バイトはメールで仕事内容見るからすごいことに。


帰ってからちょっとするとみんなからお帰りメールがきて嬉しかった。

ただそういうことするのって男子ばっかだな。

高田君とPと瀬野と夏輝と奈緒ちゃん。あとMともメールした。

今日は疲れたからのんびりしよう。

ポチが怪我したらしく部活休むので今度家に行くこと決定。

どうなるんだろうな。

なんか嫌な予感なのだけど。

まさか家で険悪にはなりたくないな。

まぁ、とりあえず2キロ増えた体重と荒れた肌と髪を修正しなきゃ。

今日でオックスフォードは最後。
明日の朝にロンドンを出発する。
昨日買えなかった分今日は存分に買い物しよう!!
今だポチへのお土産は買ってない。
何買っていいかわからないゎ。
可愛いと思ってたお土産を買ったり、
ピザレストランで食事したり、
パンクなお店に行ったり、
スーパーでお菓子買ったり。
結構楽しかった。
ネカフェに行くと数日前にポチから届いたメール。
「苦しいよ、先輩早く帰って来て…」
そういや1週間以上連絡取ってなかったなぁ。
しばらくしてポチに電話をかける。
なんか合宿帰りらしい。
合宿で何かラブコメがなかったか聞いたところ
やっぱりなんかあったらしい。
なんだかなぁ。
一緒に花火やって勘違いされた?
は?誰に?誰と?
またなんかしましたか?
ちょっと嫌な気分になりつつそんな素振りは見せず話す。
でも実際問題帰ってもお互い忙しいし会う時間ない気がする。という話に。
なんだかなぁ。
丸1ヶ月以上は会わないことになるねぇ。
まぁこの(やや)肥えた体と荒れた肌を見せたくないからちょうど良いのかもしれないけど。
「でもそろそろキツい、不安定」
ポチが言う。
「寂しい?」
「いやなんか嫌なことばっかり思い出す。」
「直前のこととか?」
「1年前のこととか。いろいろ」
1年前ねぇ、また例の元カノですか。
なんかその精神安定にウチが使われるわけですか。
こいつはなんなんだろうな。
ウチのことホントに好きなのかな。
しばらくしてカードがなくなったから電話が切れた。
切れてからいろいろ考えた。
やっぱりあいつは私に甘えてるだけなのかな?
勘違いって詳しいことはわからないけど
なんか気のない人とそういう噂になることばっかりするのもなんかやだ。
人のこと言えないかもしれないけどさ。
なんか最近元カノをキープしてるのかとすら思う。
根本的に私があいつを信用してないんだろうな。
私だってこの3週間ポチのこと思い出してはいたもののそこまで恋しくならなかったし、
もしもっと長くいたら他の人好きになってたかもしれない。
だからポチがいくらあんなにベタ惚れだったからといって
私と全く会わずほとんど連絡を取らなくて
その間特定の他の人と長い間過ごしてたら
私のこと忘れていって、他の一緒にいた子を好きになることだって自然なことだと思うから。
ほっといたっていつまでも私を好きだなんて思ってない。
いつも人にはポチのことをバカにして言うけど、
ポチに対してはいつも余裕で強気だけど
本当はただの強がりで、
そうしておかないといなくなったとき自分が保てなくなりそうで
強気で余裕で自信たっぷりなふりしてる。
平気なんだよ、って自分に言い聞かせてる。
素直じゃなくて。
本当は自分に全然自信がなくて。
だから少しでも崩れると悪いほうに考える。
また夏休みのジンクスを繰り返す気がする。
心の距離が空いて、
離れてみると実はそこまで好きじゃなくなったかもってあいつが思って。
それで合宿中に部活の可愛い女の子といい感じになって。
そんなふうにばかり。
私に信じてほしいと言うわりには女の子と勘違いされてもおかしくないことばかりする行動にも嫌気がさして
あぁ別れるかもしれないな。
そう思うとちょっと悲しくなった。
けどなんだか別れる予感がしてきた。
ちょっと前までなんだかんだ続く気もしてたのにな。
急にダメな気がしてきてしまった。
このままじゃまずい。
早く会わないと、体温と声を感じないと。
このままじゃ私の気持ちがダメになる。
でも全く会う予定は立ってない。
どうなるんだろ。自分でもわからない。